「切り貼り」ということについて

ここは注にしたいところだが、メモってしまおう。「切り貼り」というのは、押しも押されぬ編集である。たんなるコピペではない。スクリプトは単なるコピペで済ませることが多いかもしれない。そのおかげでJavaScriptという言語は、言語の品位とはほど遠い汚名をかぶったりもした。しかし、「どこに貼るか」と考えただけで、それはすでに編集的である。単なるコピペでさえも。「切り貼り」はそれ以上に、前後を見、後先によって挟まれる部分の意味がどう変わるか、効果はどうかと試行錯誤して完成させる作業である。これが一番わかりやすいのは、映画の編集だが。俳句もそうだ。